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独自ドメインの選び方と取り方名前の決め方から取得後の設定まで

店舗や仕事の看板をネット上に置くとき、住所にあたるのが独自ドメインです。ここでは、名前をどう決めるか、どこで取得するか、取得したあとに何をするかという順番で、後悔しにくい進め方を整理します。読み終えるころには、自分が次に取るべき手順がはっきりしている状態を目指しましょう。

独自ドメインを持つ意味

独自ドメインとは、example.co.jp のように自分で選んだ文字列を使える住所のことです。無料ブログや共有サービスの住所を借りる形と違い、名義はあなた自身になります。名刺やチラシ、SNS のプロフィールに載せる文字列を自分で決められるので、紙の案内とネット上の案内をそろえやすくなります。

もう一つの意味は、引っ越しができることです。サーバーを乗り換えても、住所をそのまま残したまま中身だけ移せます。逆に、借りている住所のままだと、サービス側の都合で表示先が変わったときに、案内していた住所が使えなくなる可能性があります。

とはいえ、すべての事業者に必須というわけではありません。まずは無料の範囲で発信を始め、問い合わせが増えてきた段階で独自ドメインに切り替える、という進め方もあります。判断の目安として、名刺や看板に載せる予定があるかどうかを基準にすると考えやすいです。

覚えやすいドメイン名の決め方

名前を決めるときは、次の三つを順に試すと整理しやすいです。一つ目は、口頭で伝えたときに一発で通じるか。二つ目は、綴りを間違えにくいか。三つ目は、事業の内容と結びつくか。「l」と「1」、「o」と「0」など、紛らわしい文字が並ぶ名前は避けたほうが無難です。

末尾の文字列は、目的で選び分けます。日本の法人や店舗なら「.jp」や「.co.jp」、幅広い相手に向けるなら「.com」などが候補になります。法人で「.co.jp」を使う場合、登記内容との一致など一定の条件が法令や規則で定められているため、取得前に取得先サービスの案内で条件を確かめてください。

迷ったら、候補を三つほど書き出し、家族や取引先に口頭で読み上げてみましょう。聞き取れなかった箇所があれば、その名前は採用を見送る合図です。空き状況は取得先の検索画面でその場で確認できます。なお料金や更新時の条件はサービスや時期によって変わるため、契約前に公式サイトの最新情報を確認してください。

取得の手順と更新の注意点

取得の流れは、名前を決める、取得先を選ぶ、登録者情報を入力する、支払う、という順番です。取得先はドメイン専門の事業者と、レンタルサーバー業者が同時に扱っている場合があります。すでにサーバーを契約しているなら、同じ事業者でまとめると設定の手間が減ることがあります。

登録者情報には、氏名、住所、メールアドレスなどを入力します。ここで入力したメールアドレスは、更新の案内が届く大事な連絡先です。フリーメールでも構いませんが、担当者が退職すると使えなくなる会社のアドレスは避け、長く使えるものを選びましょう。

更新の忘れは、サイトが表示されなくなる一番の原因です。更新期限や支払い方法、自動更新の有無は取得先によって扱いが異なります。契約時に管理画面で確認し、カレンダーに期限の少し前の日付を入れておくと安心です。うっかり失効した場合の復旧は難しいことが多いため、確認を後回しにしないでください。

また、ドメイン名は第三者に使われてしまうと、あとから取り戻すのが難しくなります。事業で使う予定の名前は、実際に使い始める前でも早めに押さえておくのがおすすめです。

サーバーとつなぐ設定の流れ

ドメインを取得しただけでは、サイトは表示されません。取得した住所と、サイトのデータを置くサーバーをつなぐ設定が必要です。この設定を「DNS 設定」や「ネームサーバーの変更」と呼びます。名前は難しく聞こえますが、やることは「この住所はこのサーバーに案内してください」と指定するだけです。

設定の方法は二通りあります。一つは取得先の管理画面でネームサーバーをサーバー業者の指定に変える方法、もう一つは取得先でサーバーの IP アドレスやホスト名を直接登録する方法です。どちらを使うかは、契約しているサーバー業者の案内に従ってください。

設定が反映されるまでには、少し時間がかかることがあります。すぐに表示されなくても、設定ミスと決めつけずに、業者の案内にある反映の目安を確認しながら待ちましょう。表示されたら、スマートフォンからも開いて、文字や写真が崩れていないかを確かめると安心です。

ここまでの手順を終えたら、次の段階は WordPress の設置です。ドメインとサーバーがつながっていれば、管理画面からインストールを進められます。分からない用語が出てきたら、都度サーバー業者のサポート窓口に確認するのが早道です。

よくある質問

Q. 取得したドメインは、途中で別の事業者に移せますか。A. 条件を満たせば移管できることが一般的です。移管の可否や手続きの方法は、取得先と移管先の案内で確認してください。

Q. 同じ名前をあとから買い取ることはできますか。A. すでに第三者が取得している名前は、交渉の対象になることはありますが、必ず手に入るとは限りません。事業で使う名前は、使い始める前に取得しておくのが確実です。

Q. 取得にかかる費用の目安はどれくらいですか。A. 金額は末尾の文字列や事業者、更新の条件によって変わります。契約前に、初回だけでなく更新時の費用も含めて公式サイトの最新情報を確認してください。